フィクション世界に没頭してしまいました。
競馬にはほとんど興味がなかった自分。
20代の頃に付き合いで数回馬券を買った程度の自分が、今はレースの種類や名称、馬の脚質、レース展開、有名なサラブレッドの名前や特長、エピソードなどを知るようになりました。
もちろん、スマホゲームの「ウマ娘 プリティダービー」がきっかけです。
綿密な取材と高い技術力、飽きさせないゲーム性と企画が魅力で、ほとんど毎日遊んでいます。
「何かを好きである」ということは、暗い話題の多い現代社会において大事なモチベーションです。
作品世界を好きになり、その作品世界から派生した商品を購入したいという思いを「プレミアムバンダイ」は形にしてくれています。
それはフィギュアであったり、プラモデルであったり、カードであったり、身に着けるファッションアイテムであったり、作品世界をよりリアルに感じ、没入したいという思いをかなえてくれる一品。
「フィクション世界を好きである」と公言することがはばかられた時代、オタクという属性が差別的に扱われていた時代を過ぎ、今の若い人たちは皆、自分たちが何かしらのオタクであるという自覚を持っています。
好きだという受け手の思いに、作り手がプロフェッショナルとして応える。
数十年、一世代近くの長い時間をかけて、こういったポジティブなフィードバックの場が生まれるようになったかと思うと、昭和に少年時代を過ごした世代としては非常に感慨深い思いになります。
作り手と受け手の双方が作品を愛し、作品世界がより広がり、リアルになり、愛着が増していく。
平和で文明的な社会であるからこそ育まれる文化。
クールジャパンとはまさにこれであり、プレミアムバンダイはプロが誇りをもって提供している場なのだと思います。